【仕事上手】職場で上手に雑談する/雑談しながら上手に仕事をする方法『大人の対応力』

 仕事に直接関係ない雑談。雑談は、仕事に直接関係ないからダメという考えもあります。

 でも雑談を上手に利用して仕事を進めていくと、低いストレスでリラックスしながら仕事をして成果をだしていけそう。

 この記事では、職場で雑談しながら上手に仕事をする方法について考えます。

 私は特許事務所で特許技術者として働いています。職場での雑談はそんなに多くないですが、雑談ばっかりなのも問題なので、適度な量の雑談をうまく利用して仕事を進めていきたいと思って工夫しています。

 この記事をよめば、雑談を利用して自分のコンディションを整えつつ、ひとからの雑談を適度に受け流し、仕事を上手に進める。そんな理想に近づけます。

 参考になる本も紹介します。

雑談しながら上手に仕事をする方法

 仕事に直接関係ない雑談。雑談は、仕事に直接関係ないからいらない、悪だという考えもあります。

 でも人間が集まって仕事をしているので、少し雑談でも楽しみながら仕事をするほうがよいという考えもあります。リラックスできていい感じになれそう。人間関係の潤滑油というやつです。

 特に社外の仕事相手と仕事を進めるときには、仕事の話だけではなくて、適度な雑談をして仲良くなりつつ仕事を進めるほうが良いです。信頼関係も生まれて、次の仕事につなげるチャンスにもなります。

 今回は、雑談を利用して仕事を上手にすすめるための方法について考えます。

雑談しすぎはよくない、雑談できないのもよくない

 本題に入る前に、雑談が必ずしも良いといえない場合があることも認識しておきましょう。

 適度に雑談を挟みながら集中して仕事をするというのが理想ではあると思いますが、適度と感じる量が人によって違うので、少し難しい面があるのも事実。

 仕事を進めるための雑談は、あくまで、仕事を進めるためのツールであり、わき役なので、適度な量でないといけない。雑談ばっかりしていて仕事が進まないのは良くないです。あと、雑談が人のじゃまになるのも良くないです。

 反対に、雑談をまったくできないというのも都合が悪いかも。社内の人との関係は、なんとかなるかもしれませんが、社外の人と適度な雑談で仲良くなるチャンスをつかめなくなるからです。

 なので、上手に雑談できるようになりつつ、雑談の量をコントロールすることが大事です。

本紹介:『大人の対応力

 今回は、本『大人の対応力』の内容を紹介しながら進めます。

 今の時代に求められるスマートな「大人」。軽やかなスピードがあっていつも笑顔で上機嫌というスマートな「大人」。そんなスマートな「大人」が、自分が傷つかないように対応できる力、つまり「大人の対応力」について書かれた本です(P.6)。

 章ごとにテーマが分かれていてとても読みやすく、すぐに実践できるネタがたくさんつまっています。

雑談を利用して仕事を上手にすすめるためのポイント

 雑談を利用して仕事を上手にすすめるためのポイントは以下の3つの整理できると思います。

  • 雑談できるようになる。
  • 雑談を利用して仕事をすすめる。
  • 雑談を受け流す。

雑談できるようになる。

 まず、雑談できない、雑談が苦手だという場合には、雑談できるようになることが必要。ここが最初のハードルともいえます。

 どうしても雑談が苦手だという人も多いです。私もそんなに得意ではないです。

 ただ、仕事で使う雑談は、ひとまず5~10分くらいの会話を続けるのが第一のハードルだと思うので、ちょっとしたポイントを押さえるだけでできるようになると思います。第一のハードルを越えて会話のいとぐちが見つかればなんとかなることも多い。

 仕事で使える雑談について『大人の対応力』で紹介されている方法は3つあります(P.230)。

 1つ目は、相手が詳しいことについて話題をふること。「ご専門はなんですか?」というような問いかけをすることです。相手が詳しいことなので、話し始めてくれて、あとは、出てきた言葉に少し質問をしつつ会話していけばOKです。

 「ご専門は?」だと堅いと思われる場合は、「大学でどんなことをしてたんですか?」、「前にどんな仕事をしてたんですか?」みたいな感じが良いと思います。

 ただ、答えにくい質問にならないように注意したいところ。たとえば「得意なことはなんですか?」と聞いてしまうと、「得意」なことでないとダメかと思って答えにくくなってしまうかもしれないから。

 2つ目は、自分の話から雑談をスタートさせること。そんなに深刻なことではなく、ちょっとした失敗談とかがいいと思いますね。

 「昨日、家で○○ということがあって困ってしまいました。」とか。そして、相手の反応を見ながら続けていくといいですね。

 それに関連して相手が自分のことを話してくれたらいい感じです。

 この2つでだいたい充分だと思いますが、それでも困ったら芸能ネタを使うのも一案。これが3つ目です。(ただ、芸能ネタは、人によって偏りが大きかったり、まったく知らない人もいるので微妙な気もします。)

雑談を利用して仕事をすすめる。

 社内の人であれば、ちょっとした仕事の合間に、相手の仕事の邪魔にならない感じですこし雑談すると、気分転換になってよいですよね。少し笑うだけで気分が変わってリフレッシュできます。

 相手の仕事以外の面が少しわかることで信頼感が増す効果もあると思います。

 信頼感が増すと、頼まれた仕事を断らなければいけない調整もうまくいくかもしれないし、無理に仕事を頼まれるようなケースを減らすことにつながる可能性もあります。

 このようにして、雑談を利用して仕事をうまくすすめることができます。

雑談を受け流す。

 雑談ができるようになって、他の人の雑談も受け入れるようになれれば、いちおう雑談を利用して仕事を進められる状態になったといえると思います。

 ちょっと気になるのが、仕事で切羽詰まっているときに雑談を持ち掛けられたときに困る。あまり雑談したくない相手から雑談を持ち掛けられたときに困る。こんなこともでてきます。

 そんなときは、「さすがですねー」「それはないですねー」みたいな適当な(適切な?)相槌をうつなどして対応する。「脳の"2割程度"を使って」相槌をうつなどして対応する(P.163)。。

 あと、しゃべりかけられない雰囲気を出す(P.165)。しゃべりかけられそうだなと感じたときに、パソコンに顔を近づけてキーボードをたたく速度を速くするなど。

 ただし、いつも雑談できない雰囲気を出してしまうと、話しかけにくい人という印象を与えてしまいよくないので注意しましょう。

 こうやって雑談を適当に受け流して、自分の仕事時間を確保することにしましょう。

仲良くなりすぎると仕事がしにくいケースも出てくる

 このように雑談を上手に利用して仕事を進めることができるととてもよいのですが、相手もいろいろなので、仲良くなりすぎることもあるかもしれません。そうすると、反対に仕事がしにくいケースも出てくるかも。

 友達といえるくらいの仲になると、例えば相手にしてもらった仕事のできがいまいちだった場合に、強めに指摘しにくい感じがしてきます。あと、会社の事情などによって新しい仕事を依頼できなくなったときに気まずい感じがして、心理面でストレスになるかも。

 なので、相手を仕事相手と割り切っておつきあいしたい場合には、ほどよい関係を維持できるように気を付けるとよいかもしれません。

今日のみどころ

 仕事で上手に雑談する方法についてシェアしました。雑談しながら上手に仕事をすることができると、精神的なストレスをためずに日々生活していける。プライベートも楽しめる。いいことばっかりです。

齋藤 孝 (著) ワニブックス (2018/10/25)