プロフィール

 はじめまして。私は、現在、特許事務所で特許の仕事してます。以前は企業での研究開発業務をしていました。通信関係のソフトウェアの開発をしつつ、国内外での学会発表、大学との共同研究等の経験もあります。

 新しい通信技術の勉強と、特許関連の知識の吸収のために、特許公報を読んでいます。読んだ特許公報の要点や参考になる点をこのサイトに残していきます。

 保有資格:情報処理技術者(ソフトウェア開発技術者、テクニカルエンジニアネットワーク)

プロフィールの詳細

特許の仕事

 私は現在、特許事務所で出願書類の作成、中間処理など特許の仕事をしています。通信技術関係の案件を担当することが多いですが、その他制御系、構造系の案件も担当しています。法律的な知識、技術的な知識、文章作成能力などが求められる仕事です。

 技術を言葉で表現する仕事をする上で、いろいろな技術を知り、また、それを表現する言葉を知っておくことが必要です。そして、同業者がどのような出願書類を作成しているかを知っておくことも必要です。権利の取り方、出願書類の作成方法も変化しているからです。

通信機器メーカでの研究開発職

 過去に通信機器メーカで研究開発職を10年ほどしていました。最初はなんにもできませんでしたが、最終的には成果を学会発表したり、大学との共同研究を進める立場になりました。

     

  • ルータ、LANスイッチのソフトウェアの製造、評価
  •  入社から最初の3年くらいまで、ルータ、LANスイッチのソフトウェアの製造、評価などを経験しました。仕事の仕方から、仕事内容、人間関係など、社会人として必要なことを勉強。自分自身の勉強はまだしも、下請け会社の技術者さんに指示を出して一緒に仕事をするのがハードル高かったです。得るものも大きかったと思います。

  • 研究開発職
  •  その後、研究開発部門に異動しました。企業内での研究開発業務の他、他の企業や大学との共同研究をしたり、研究成果を国内外で学会発表したりという活動も行いました。Linux等の環境でC言語、perlなどのプログラムやツール作り、社外の技術者、大学の教授や学生さんと一緒に研究。自分のスキルアップと、いろいろな立場でのコミュニケーションと、なんでもしないといけない状態でがんばりました。
     特許のネタも考えるようになりました。

  • 転職
  •  入社後約10年で、特許業界への転職をしました。関西から関東への転勤があり、家族のこと、将来のこと、業界のことなどいろいろ検討した上で、特許業界に移ることに決めました。

大学は実験が多めの物理系で。

 物理の研究では、理論的な研究はほどほどでしたが、実験スキルを磨くのが楽しかったです。実験に用いる測定装置から定期的にデータを取得するプログラムを作ったり、パソコンでデータ整理をする中で、パソコンの扱い方を覚えていった時期でした。

 その他、旋盤やボール盤を用いた実験器具の作成、液体窒素や液体ヘリウムを用いる大規模な実験装置のハンドリングの経験もあります。

パソコン、インターネットの経験

 中学から高校で、MSX、PC-98シリーズのパソコンを使う(というか遊ぶ?)ようになりました。BASICのプログラムを作って画面に図形をかいたり音を出したり、市販のゲームをしたり。雑誌に掲載されたプログラムを打ち込んで動かすと、同じハードウェアなのに、自分が作ったものとのレベルの差が大きくて驚きました。

 フロッピーディスク版のファイナルファンタジーで、敵が出てくるたびにディスクアクセスで30秒くらい待たされる、そんなことが許された時代でもありました。C言語を少しやろうとしましたがポインタがよくわからなくてやめました。

 大学時代、大学が学生にインターネット接続を提供していました。テレホーダイタイムに大学にダイヤルアップでPPP接続をしていろいろなものをダウンロードする中で、通信に関するいろいろな知識を体得しました。

 就職してから、必要に迫られてC言語、HTML、javascrip、perlなど一通りできるようになりました。その他、必要な範囲内で、テキストエディタやターミナルソフトのマクロを作ることもできます。子供のころに遊びながら身に着けた考え方が今も生きています。やっといてよかった。

今後

 特許の仕事が軌道に乗って、これからも経験を生かしてスキルを磨いていきます。技術や特許の勉強のためにこのサイトも続けていきます。

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