【英語しゃべれない】英語でしゃべるネタがなければ英会話が始まらない話/スモールトークのネタ本

 英語しゃべれない。英語しゃべれるようになりたい。

 英語をしゃべれるようになれば世界が広がる、と思って英語の勉強や英会話のトレーニングをしている人が多いと思います。私もそんな1人で、ちょっと前からトレーニングを継続してきた結果、少しずつ英語が口から出るようになってきているのを実感しているところです。

 でも、勉強やトレーニングだけだと実際に外国人と上手に話すのにまだ足りないと最近気づきました。英語でしゃべるネタがない。なんか英語力とは違う部分が必要ぽい。

 今回は、英語力とは違う面で、実際に外国人と英語でしゃべるために必要なことをシェアしたいと思います。私と同じような状況にいる人はやってみてください。



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英語をしゃべらないといけない状況でしゃべれないという問題

 英語をしゃべれるようになれば世界が広がる、と思って英会話のトレーニングをしている人が多いと思います。私もそんな1人です。私はスカイプのオンライン英会話で、フィリピン人の講師と話すことで英会話のトレーニングをしています。

 9月から始めて週1~2回のレッスンを受け続けて、少しずつ英語が口から出るようになってきているのを感じているところです。

 そんなおり、職場に外国からのお客さんが来て、ミーティングがありました。そのお客さんと日本人数人とが参加するミーティング。

 そこで感じたのが、やっぱり実際に外国人が目の前にくると話すのが難しいということ。英会話の先生ではない外国人だと、また様子が違う。

 英語のボキャブラリが少なすぎ、という英語力そのものの問題ももちろんあるのですが、英語以外にも問題がある気もします。

 話題がなければ話せない。話題があっても、聞いていいのかな、話しかけていいのかな、みたいな気持ちもでてきたりする。他の日本人がいるとやりにくいとも思う。いわゆるスモールトークというのがうまくできない。

 こんな感じでまだまだ英語をしゃべらないといけない状況でしゃべれない感じが続いています。

実際に外国人と英語でしゃべるために必要なこと

 実際に外国人と英語でしゃべるためには、英会話でしゃべるスキルに加えて、もうちょっとソーシャルな面というか、コミュニケーション力というか、そんな力が必要だと思えてきました。

 実際に外国人と英語でしゃべるために必要なことを整理すると、こういう感じになるのでは。あたりまえのことのようですが、必要だと思う。

  • しゃべる話題をもっておく
  • しゃべる練習をしておく
  • しゃべれなくならない

 それぞれについて説明しながら、その解決策も示していきます。

しゃべる話題をもっておく

 英語でしゃべるためには、しゃべる話題、しゃべるネタが必要。

 英語でしゃべらないといけない相手は、日本人ではなく外国の人。育った環境や住んでいる環境も違うし、文化も違うし、年代も違う(こともある)。こうなると、なかなか共通の話題がなくてしゃべるネタがない。

 最初のうちは、いつ日本に来たか、日本に来たのは初めてか。日本のどこに行ったか。日本のどこに行きたいか。というような定番の質問からはじめることになると思いますが、そこから話が広がらないと、なにも話題がなくなってしまう。

 日本の出来事、日本の有名人、芸能人の話はあまり知らないだろうし、かといってその外国人の国の出来事なども知らないし。

 そして訪れる沈黙。。。

解決:スモールトークのネタ本をもっておく

 外国の人と話をするには、外国との関係において、日本てこんな国だよ、という説明ができるといいんでしょうね。でもこれがまた難しい。

 普段日本に生活していて、外国と比較したりしないから、外国と日本がどういう関係になっているかというような説明はなかなかできないし、、日本を客観的に見た説明とかも難しい。

 そこで、自分がある程度知っている分野で、外国と日本を比較できるデータをもっておくといいです。スモールトークのネタ本として便利なのがこの本。

 2011年発行とちょっと古いですが、外国と比較した日本の人口、気温、資源、政治、ビジネス、学力、収入、スポーツ、食品などのついて具体的に数値などを用いて、外国と日本を比較しています。

 本には数値が示されていて具体的に内容を知ることができますが、かならずしも数値まで覚える必要は灰と思います。○○については、アメリカが一番とか、日本が一番とかいえるだけで話が広がるでしょう。正確に知っておきたいことなら、数値も覚えたらいいです。

 いくつか持ちネタとして覚えておくといいです。話のネタ程度であれば、「ちょっと古いデータだけど」って言いながら話してもいいし。雑談程度なら、ちょっとくらい違っててもいいと思いますし。地理や歴史に関することならあんまり変わらないですし。

しゃべる練習をしておく

 スモールトークのネタをもっていたとして、実際にその話を外国人との間でしたことがあるほうがいい。

 実際に話そうとすると、どんな単語で表現するのがいいか、どんな文脈で表現するのがいいか、質問されたとたんに何も答えられない、という状況に陥る可能性もある。意外と発音が難しいこともあるし、ぜんぜん通じないかもしれない。
 
 実際に自分で発音して口から出して相手の反応を見てみたいところ。

解決:スモールトークのネタ本で練習しておく

 『外国人との会話が盛り上がる!ニッポンの話題と数字108』には、数値などのデータだけでなく、その話題に関連する単語10個~20個程度と、その内容を使った会話の例のが掲載されています。なんなら最初の問いかけは、本に書いてあるままのフレーズをしゃべればいい。

 あとはしゃべる相手が必要ですが、身近に外国人がいれば、話してみるとよいかも。身近に外国の人がいない場合には、オンライン英会話など利用してしゃべる機会を作るといいと思います。

 たいてい無料レッスンができるので、試しに話してみるのがいいです。それぞれのスクールでビジネスに強いとか、安いとか、特徴があるので、もしよければ継続してみましょう。

しゃべれなくならない

 もうひとつありうるのが、外国人を目の前にして、間違わないようにとか、早く言わなきゃという思いがプレッシャーになってしゃべれないという状況。

 外国人とマンツーマンだったらしゃべれるのに、他の日本人もいる前で失敗したくないというのもあるかも。

 言いたいことが頭のなかにあるのに、この表現のほうがいいのかな、あの表現のほうがいいのかな、って考えてしまって口から言葉が出ない。

解決:ある程度プレッシャーがかかった状態で練習する

 実際にその状況でしゃべるには、同じような状況で練習するのが一番いいと思います。実際に外国人にしゃべった経験をもつのが自身につながるからですね。

 相手がいると思って独り言を言ってトレーニングをするのもある程度有効ではあるものの、やっぱり実際に相手がいると違うと思います。

 本番でプレッシャーがかかると思ってしまう人は、ある程度プレッシャーがかかった状態で練習しておくのがよいというのは、上手なプレゼンのための練習法についてもよく言われていることです(*1)。外国人との英会話の場面にも共通のことが当てはまると思います。

 *1:伝え方大全 AI時代に必要なのはIQよりも説得力

今日のみどころ

 実際に外国人と英語でしゃべれないとき、しゃべれるようになるには、英語でしゃべるネタをもって、それを話す練習をしておくといいということをシェアしました。

 オンライン英会話は、手軽に英語を使う機会を作るのにとても便利です。

 英語でコミュニケーションをとれるようになって世界を広げましょう。

参考:(本)

(オンライン英会話)