社会人の勉強はアウトプットを意識【アウトプット大事】

 学生時代にいっぱい勉強した人、あまり勉強しなかった人。社会人になってから勉強してますか。社会人になっても勉強を続けていれば、知識や資格がのちのち自分を助けてくれることもあるでしょう。

 この記事では、社会人の勉強では、アウトプットをよくすることが大事!ということについて私の考えを説明します。

 私は社会人になってからもある程度勉強してある資格をとって、資格をとったことで研究開発職に異動した経験もあり、勉強の大事さを実感しています。

 いつもじゃなくてもいいんですが、がんばるときにびしっとがんばればステップアップにつながりますよ。



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社会人の勉強で大事にすべきなのはアウトプット

 最近は社会の変化や技術の変化の速度がどんどん大きくなっていっているので、学生だけではなくて社会人も勉強して新しい知識を身に付けたり、資格をとったりしていきたいですよね。知識や資格はのちのち自分を助けることになっていくでしょうから。

 1日1日すこしずつでも成長すれば、それを継続することによって大きな成長になります。毎日少しずつの成長が、数か月、数年で大きな成長になります。

 でもなかなかこれが難しいんですよね。

 その理由は、社会人はなかなか無理がきかないから。誘惑が多いから。

社会人は無理がきかない、時間がない、集中力がない

 学生のときは、多少効率が悪い勉強法でもなんとかなったような気がします。とりあえず参考の本を読んでみる。わからないところがわからないままでも、なんとか無理やり覚える。テスト前に徹夜してなんとかテストを切り抜ける。

 こんな力技(ちからわざ)でなんとかなったと思います。

 でも社会人になると、あんまり無理がきかなくなってきます。本を読んだあと、目を離すとすぐに忘れる。少し前に聞いたことを思い出せない。あれ、なんだっけってなる。

 しかも時間がない。多くの人は、起きている時間の大半を、仕事、家事、娯楽などに費やしているので、勉強するための時間がない(と思っている)。実は時間が確保できない

 さらに集中力がない。社会人になると、若い頃より集中力が落ちているんですね。集中して何かをするということができなくなっていると思います。すぐにいやになる。ねむくなる。

 このように、社会人になるとなかなか力技の勉強が通用しなくなってきます。

社会人はほかにやりたいことがいっぱいある 誘惑がある

 さらに社会人になると、勉強より楽しそうなことがいろいろあることを知ってしまいます。誘惑があります。

 ほかの社会人は、楽しそうなことをしている。楽しいことが世の中にいっぱいあって、お金がある程度あるので、お金をだせば楽しいことができる。

 勉強がおもしろくないので、楽しそうなほうにいってしまうのも無理はないかもしれません。

目的をはっきりさせてアウトプットするのが大事

 社会人はこのように時間もないし、集中力もないし。その一方で他に誘惑がある。そもそも勉強しなくても、普通に生きていくだけなら問題ないということもありますね。

 社会人は、こんな状況で勉強をすることになります。

 こんな状況で勉強をするには、目的を明確に設定するのが第一歩。ゴールをはっきりさせて、その明確なゴールに向かっていきましょう。


 例えば、○○がわかるようになりたい、○○がわかる状態を維持したい、又は、もっと分かりたい、という思いがある人。そんな人は、具体的に、○○試験又は○○検定に合格する、とか、○○を理解する、理解を維持する又は深めるという目標を設定しましょう。

 そして、その目標達成のためにしないといけないこと、特にアウトプットしなければいけないことを決めましょう。アウトプットというのは、何かの形で自分から外に出すということで、口に出す、文字として書く、ということです。

 アウトプットすることを決めたら、次に、アウトプットに必要なことは何かを考えましょう。勉強するということは、新しい情報を覚えたり使えるようになることなので、アウトプットに必要なことの1つは、新しい情報のインプットすることですね。

 あと、一度インプットしても忘れてしまうので、何度も繰り返しインプットすることも必要ですね。こうやって、ゴールに向かって必要なことをアウトプットする、アウトプットに必要なことをインプットするという方向で考えましょう。

全体を単位に区切ってアウトプット、口に出す、紙に書く、習慣に

 例えば、試験に合格するために知識を身に付けたい場合は、試験範囲全体をいくつかの単位に区切ってアウトプットできるように進めていきます。区切るのは、全体が大きすぎると取り掛かりにくいからです。

 単位ごとのアウトプットをするために、まずその単位のインプットをし、すぐにアウトプットをします。その後、繰り返しアウトプット。忘れてしまってアウトプットできなくなったら、再びインプットしてアウトプット。

 この場合のアウトプットは、最初は口に出すのが良いと思う。覚えていないうちに紙に書くのは、時間もかかるし大変だからです。字の練習をしているわけでもないですし。

 そして、だいたい正確に口に出してアウトプットできると思える状態になったら、紙に書いて正確にアウトプットできたか確かめる、という流れが良いと思います。

 そして、インプットからアウトプットの流れを習慣にしましょう。これができると日々の生活をしながら勉強が進むようになります。

決まった作業を繰り返しアウトプット、習慣に

 また、例えば、能力を維持したい&高めたいなら、1回分のアウトプットを決めて、それを実行し、一定周期で繰り返し実行するとよいと思います。

 例えば、通信関係の時事ネタに詳しくなりたいなら、ニュースから情報を得て、そのニュースに自分の考えを追加してアウトプットする、というのを1回分のアウトプットとする。

 これを1週間に1回とか、1日に1回という周期で繰り返し実行しましょう。

 これを習慣にして継続していけば、少しずつ成長、つまり、能力を維持し、また高めることにつながっていくはずです。

 時間がないといって勉強しない社会人が多いのが現実なので、ちゃんと勉強すれば他の人と比べてがんばってるとみられる、そのような意味でもステップアップにつながります。

ブログやるならロリポップサーバのワードプレスで

 このようなやり方は、実際に私がやっている方法です。

 私は仕事がら、たくさんの特許の内容や、特許の書き方を勉強したいと思いました。そこで、特許公報を読んで理解する力を身に付けたい、うまくなりたいというゴールを設定しました。

 アウトプットする内容は、特許公報を読んでまとめた記事に。そのためのインプットは特許公報やその他の技術文献にする。ペースは、1週間で1つと決めました。

 また、アウトプットは、世の中に見える形にするのが良いと思ってブログにしました。せっかくなので、はやっているワードプレスを自分で運用してみたい気持ちもあって、それも勉強になると思ったからです。。

 ブログにして世間の目に触れると、自分へのプレッシャーをかけることにもなるかと思います。自分だけに閉じてしまうとそのうちやめてしまうかもしれないからです。

 あと、もう1つの理由として、他の誰かの役に立つかもしれないというのもあります。たまたま私が紹介している特許を見て、特許公報を読む助けになる方がいるかもしれないからです。

 いまでだいたい200件くらいの特許の紹介記事があります。日々の積み重ねでここまで来ました。これからも継続していきます。

 なお、ブログ形式でアウトプットする場合には、ロリポップのサーバがおすすめです。簡単インストール機能のおかげで、すぐにワードプレスのブログを開始できます。試してみたい方はぜひ。

アウトプットの本

 最後にアウトプットの関連で最近よんだ本を紹介します。アウトプット系の話は昔からたくさんありますが、アウトプット先をツイッターやブログなどのSNSにするようなことも盛り込まれて、最近の実情にあっていると思います。

 

 ブログ運営の視点で説明した本も参考になります。ブログから収益が得られるようになれば一番いいですが、そこまで行けなくても、アウトプットをしながらブログ運営を習慣にするのも1つの勉強になります。

今日のみどころ

 社会人の勉強は大変ですが、自分の力になるのでがんばりましょう。

 アウトプットを意識して勉強して、ステップアップしましょう。