いろいろな会社や事務所の仕事で英語が重要です。特許業界は外国の特許の手続きをすることも多いので、英語の重要性が高いです。
私は特許事務所に勤務していて、特許明細書の作成などの業務がメインなのですが、英語レッスンに関する事務所員のとりまとめと英会話スクール(いまはベルリッツ)に対する窓口対応もしています。
当初は苦労することもありましたが、いまはだいぶ希望に近い形で英語レッスンをしてもらえるようになってきました。ベルリッツとの間で調整できることについて情報提供します。
会社や事務所でベルリッツの英語レッスンを申し込むことがある場合、事前にこの記事の内容を把握しておけば、なるべく困らないように、少しでも希望に近い形で進めていけるでしょう。
ベルリッツの講師派遣タイプの英語レッスンを受ける
私が勤務している特許事務所では、以前からアルク(*1)やベルリッツのような英会話スクールの英語レッスンを受けています。講師派遣型というタイプで、講師に事務所に来て、交代で1時間~2時間くらいのレッスンをしてもらうという形態です。
せっかくなのでいろいろな英会話スクールのレッスンを受けたいという希望があって、現在はベルリッツの法人向けの英語レッスンを選択しています。将来はまた別の英会話スクールも選ぶこともあると思います。
ベルリッツは、知名度があって品質も高いという評判があるという理由で選択しました。Webページをざっと見た後に電話で話しながら情報収集するのが効率がよいと思います。
*1:過去にアルクの英語レッスンを受けたこともあります。アルクのことも別の機会に紹介したいと思います。
ベルリッツのグループレッスンのグループ編成
ベルリッツのレッスンの形態には、講師と1対1のマンツーマンの形態と、講師1人に対して2人以上の受講生がつくグループレッスンの形態があります。
基本的には、グループレッスンのグループは、レッスンの前に行われるレベルチェックの結果に基づいて、ベルリッツ側で決められることになっています。
でも、私の事務所では、都合により事務所側でグループを編成する希望がありました。
そこで、事務所側でグループ編成をすることができないかベルリッツに問い合わせたところ、事務所側でのグループ編成も認められました。ただし、人によってはレベルが合わない可能性があるので、理想的な効果が得られないかもしれないとのことでした。
市販教材の使用も可能/ベルリッツ純正テキストは高い
ベルリッツのレッスンでは、原則、ベルリッツが作成して提供しているテキストを使うことになっています。契約のまえに受講者と講師とで行うレベルチェックの結果に応じて、受講者のレベルにあったテキストが選択されます。
私の事務所では、受講者に希望に応じた市販教材を使用したいという希望がありました。
そこで、市販教材を使用することについてベルリッツに問い合わせたところ、ベルリッツが認めている市販教材の中でで受講者の強い希望があれば使えるという回答を得ました。どんな市販教材でもいいというわけではなく、ベルリッツが認めているものの中から選択されるようです。
なお、ベルリッツ純正テキストは少々高いです。値段を公表してよいのかよくわからないので公表は控えておきますが、高いです。でも高いからという理由で市販教材を使用するのはなかなか難しそうな印象です。
ベルリッツへの講師の希望、ブリティッシュイングリッシュの希望
継続してレッスンを受けていると、期間を開けて受講するときに前と同じ講師にしてほしいというような希望もでてきました。このような要望には、最大限に対応してもらうことができました。
あと、アメリカ人かカナダ人がいいとか、イギリス英語(ブリティッシュイングリッシュ)を学びたいとか、いろいろな希望にも最大限に対応してもらうことができました。
あと、講師を変えてほしいという方々があればぜひ伝えてほしいということもベルリッツの担当者から言っていただけました。これはありがたい対応です。実際には、講師を変える希望はまだでていません。
ベルリッツのレッスンのキャンセル、順番変更
ベルリッツのレッスンでは、講師が事務所に来て、連続して3コマ~4コマくらいのレッスンをすることになります。
事務所の都合でキャンセルする場合には、3日前までに連絡することになっています。あと、一日のなかでの順番入れ替えについても、原則は、3日前までの連絡が必要です。
当初はこのルールでやっていたのですが、どうしても急な打ち合わせなどで急遽順番の変更が必要になることが生じてしまいました。そのときは順番変更をさせていただいたのですが、後で問題になってしまいました。
そのため、契約の切れ目のときに、順番変更のルールについて相談しました。その結果、一日の開始時点に順番を連絡すればよいというようにルールを変えてもらうことができました。このルール変更は、事務所にとってかなり大きなメリットでした。
ベルリッツの窓口対応のコツ
窓口対応者の役割として、ベルリッツとの調整のほかにも、受講者の意見や希望をとりまとめる仕事もあります。受講者が10人、20人と増えるとけっこうな負担になります。やっている本人でないとわからない面もあります。メインの業務に悪い影響が出るのは避けたいところです。
そこで、事務所員の意見を取りまとめて調整するような仕事はできるだけ、ベルリッツの担当者に協力してもらうようにして進めるのがおすすめです。
例えば20人の受講者のフルネーム(日本語とローマ字両方)をベルリッツに送付することを依頼されます。これをするために20人全員から日本語とローマ字の記載を受け取って、それを自分がまとめてベルリッツに送るという仕事をしないといけません。このちょっとした仕事だけでも、なかなか出さない人がいて進まないとか、一人も漏らさないように集計しなければいけないとか、なかなか気を使うのです。
そういう場合は、受講者にベルリッツ担当者のメールアドレスを配信して、それぞれ直接ベルリッツ担当者に連絡するようにしてもらえば、窓口対応者の取りまとめ作業が減ります。こんな感じで作業をどんどん減らしていきましょう。そしてどうしても自分がやらないといけない仕事だけをやるようにしましょう。
気にしすぎると精神的にも肉体的にも疲弊して、人間関係が悪化したり病気になったりするとよくないですからね。あと、本業の片手間で窓口対応をする場合には、本業に悪い影響が出ないように気を付けましょう。
今日のみどころ
ベルリッツのレッスンの品質はとても良いと思います。レッスンにまつわる手続きや連絡の部分では、できるだけ自分の仕事を楽にできるように契約前に調整するようにしましょう。
少しでも希望に近いレッスンを受けられるように、がんばってみてください。