【コラム】仕事しやすいパソコン環境をつくるのも仕事のうち/おすすめPCとモニタ紹介

 最近の仕事ではパソコンを使うことが多い。

 そんななか、ひとと同じかそれ以上の成果を出すには「仕事しやすい環境をつくるのも仕事のうち」と思って仕事をするのが、私のおすすめです。

 私の仕事もデスクワークがメインでして、このように考えて、いつもパソコンと真剣に向き合って仕事をしています。所属する事務所(約100人規模)のPCの管理や選定の仕事もしています。

 あと、職場のパソコンの管理や選定にも関わっている私が選ぶ、仕事に使えるおすすめのパソコンとモニタ(ディスプレイ)の紹介もします。



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 特許の申請(出願)をする技術者や研究者が知っておかないといけない特許の知識がわかりやすくまとめられている良著です。

仕事のパソコンの悩み

 最近の仕事ではパソコンを使うことが多いですよね。特にデスクワークの仕事だと、仕事上ですることのほとんどがパソコンを使ってする、という人も多いですよね。

 私は特許事務所で特許の書面を作成する仕事をしていますが、パソコンを使うことがかなり多いです。仕事時間のほとんどは、モニタを見ながら、キーボードとマウスを操作する時間です。昼休みは自由にしていてよいのですが、自席でネットサーフィンしながらお弁当を食べることも多いです。

 そんななか、仕事で使っているパソコンの動作がおかしい。動作が重い。仕事にならない。そんな悩みを抱えながらそのパソコンで仕事をしている人もいると思います。

 仕事ですることのほとんどがパソコンを使ってするという場合、パソコンがうまく動作しないと、仕事がうまくできない、そして仕事の成果がでないということになってしまいます。

 パソコンがうまく動作しないのが悩み。こんな状況はいやですよね。

パソコン環境を維持するのは自分の仕事

 パソコンは、いろいろなソフトウェアをインストールしたり、いろいろなデータを保存したりして使っていくことになりますが、なにかの原因でうまく動作しなくなったりしていきます。

 うまく動作しなくなると仕事ができなくなって、最終的に自分が困る。困るのは自分。

 なので、ひとと同じかそれ以上の成果を出して、出し続けるには、パソコンがうまく動作する状態を維持していないといけないわけです。そしてそれをやるのは基本的には自分です。

 自分が仕事をしやすいパソコン環境を維持するのは、自分の仕事。

 こう思って、仕事に取り組むのがおすすめです。そこを人任せにすると、自分の仕事の成果も人任せになってしまいますからね。

仕事しやすい環境をつくるのも仕事のうち

 このように、私は、自分が仕事しやすい環境をつくるのも、自分の仕事のうちだと思っています。自分の成果を出すための道具の手入れも自分の仕事。

 自分の道具の手入れを、人任せにせず、自分で管理するということです。

 例えば、仕事で使うソフトがうまく動作しない、パソコンがたまに落ちてしまう。こんな状態だと、仕事の効率が悪くて、よい成果がでません。こういう時は、ソフトが動作する状態にもっていく、パソコンに適切な対処をする、買い替えるという行動を起こすのも仕事のうちということです。

 板前さんが料理に使う包丁を研いだり、大工さんが工具の手入れをしたりするのに似ていると思います。道具がうまく機能しないと、板前さんは上手な料理ができないし、大工さんは丈夫できれいなお家を建てられない。道具の手入れをしっかりしてこそ、上手な料理、きれいなお家という成果がでます。

仕事のパソコンを上手に使う方法

 パソコンの内部では、すごくたくさんのソフトが同時に動いています。なので、パソコンの動作が遅い、重いとなったときに原因を絞り込むのが難しいことが多いです。

 そこで、パソコンが快適に動作する状態を維持するには、インストールするソフトを必要なのものだけにする、つまりむやみにソフトをインストールしないという行動が有効だと思います。

 よく言われていることで、あたりまえのようなことなのですが、結局、これにつきます。

 パソコンの動作が重くなってから原因を究明するのは大変なので、そんな状態にならないように予防するというのが上手な対処法です。

必要なソフトだけインストール、勝手にインストールされるソフトに気を付ける

 具体的には、まず、PCにインストールするソフトを必要なものだけにする。これが大前提になります。

 そのソフトをインストールするときに、自動的に余計なインストールされてしまうソフトがあるので注意が必要です。

 余計なソフトがインストールされて何かの設定が勝手に変更されたことが原因でパソコンの動作がうまくいかなくなることもあります。

 例えば、PDFを閲覧したり編集したりするソフトをインストールしたら、いろいろな情報の検索をしやすくしてくれるようなソフトが自動的にインストールされることもありますが、このようなソフトがWebブラウザの初期ページを変更してしまったり、検索エンジンの初期設定を変更してしまったりします。

 いちど変更されてしまうと、そのソフトをアンインストールしてももとに戻らないこともあります。手作業でもとに戻すことはできそうですが、細かい部分の設定まで変えられてしまうとかなりの手間になるし、具体的にはわからないけど前となんか違う気がするというような状態になると、手が付けられなくなります。

 以降では、仕事に使うのにおすすめのパソコンとモニタ(ディスプレイ)を紹介します。もし自分が使うパソコンやモニタを自分で決めて購入できるという方は、以下で紹介する私のおすすめを選んでみてください。

仕事で使うパソコンのおすすめはNEC製の業務向けパソコン「Mateシリーズ」

 パソコンのメーカは多数あります。パソコンはいろいろなメーカが製造しています。性能、信頼性、価格もいろいろです。個人向けのパソコンで無駄なアプリケーションが盛りだくさんに入っているものは、業務向け/ビジネス向けにはNGです。

 業務向け/ビジネス向けパソコンの私のおすすめはNEC製です。NECのパソコンの歴史は長く品質は信頼できます。事業を取り巻く環境は厳しい面もあって中国のレノボに統合されていますが、パソコンの中身は、NEC製のモノづくりが生きていると思われるので、高い信頼性をもっていると思います。

 NEC製のパソコンは、「NEC得選街」というサイトで買えます。メモリや、HDD又はSSDをポチポチして選べるようになっていて、選ぶと値段もかわるようになっています。値段を見ながら選んで、安心してパソコンを簡単に購入することができます。

  NEC「得選街」商品イメージ画像付きショップロゴ

  ≫NEC得選街【デスクトップPC】  ≫NEC得選街【ノートPC】

いまは100台弱のNEC製パソコンを運用 トラブルなく

 私が特許事務所でパソコンの担当になってから、それまで使っていたメーカの新品パソコンが相次いて初期不良で故障するというトラブルがありました。メーカのサポートもあまり満足できるものではありませんでした。

 そんなことがあったので、新しく購入するPCをNEC製のものに切り替え、順次にNEC製パソコンに置き換えていきました。

 数年かけて、いまでは事務所内の100台弱のパソコンがほぼ全部NEC製に置き換わりました。たまーにトラブルがあるのですが、それほど大きなトラブルもなく順調に動いています。メーカのサポートも適切だと思います。パソコン担当の私としてだいぶ助かっています。

 パソコンに関しては低コストを重視するとトラブルが頻発する可能性があります。パソコンは、円滑な業務を支え、大事なデータを守る必要があるので、少し高くても信頼できるものを選ぶのがよいです。

 ※実際に私が最近選んでいるパソコンのスペックを以下の記事に示していますので興味ある方は参考にしてください。

仕事で使うモニタ(ディスプレイ)に困ったらデルがおすすめ

 パソコンとセットで用いられるモニタ(ディスプレイ)は、パソコンとはちがって信頼性は少し下がってもよいと思います。コストパフォーマンスを重視するのもよい選択です。

 もし不調になったら、新しいものに交換してしまえばよいという考えもあります。

 とくにデスクワークでは、発色にはあまりこだわる必要がないと思います。微妙な色合いの表現などは求められないからです。一方、画面の広さはある程度求められます。

 このような事情をふまえて、モニタは、デル製のモニタをずっと選び続けています。比較的安く、比較的高性能で、コストパフォーマンスが高いです。

 いろいろな大きさがありますが、私は23インチワイドディスプレイを標準として、希望する人には24インチ(正確には23.8インチ)ワイドディスプレイを選んでいます。どちらも安くて高性能でコスパがよいです。値段がほとんど変わらないのはちょっと謎ですね。

今日のみどころ

 「仕事しやすいパソコン環境をつくるのも仕事のうち」という、いつもパソコンと真剣に向き合っている私の仕事パソコンに対する考え方を示しました。

 困っている方は、NEC製パソコンとデル製モニタをおすすめします。セットで買って、高信頼とコストパフォーマンスを両立したパソコン環境をさくっと構築してしまいましょう。