【特許紹介】レイコップのふとんクリーナの特許発明を紹介/紫外線で殺菌し打撃もあたえながら吸い込む

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 今回は、レイコップのふとんクリーナの特許発明を紹介します。

 従来、掃除機に布団を接近させると吸い込み口にくっつくという問題があります。

 この発明では、紫外線で殺菌し打撃もあたえながら吸い込んでふとんを殺菌します。布団を紫外線で殺菌しながら布団をたたき、細菌や害虫、ほこりを吸い込み、きれいな空気を外に出すことができます。

掃除機に布団を接近させると吸い込み口にくっつく問題

 従来、紫外線を照射しながらほこりなどを吸い込む掃除機があります。

 しかし、従来の掃除機は、布団などを接近させると布団などが掃除機の吸い込み口にくっついて、掃除機を前進させたり後退させたりすることができない状態になるという問題があります。

 また、布団などに棲息する細菌や害虫、ほこりは、掃除機で吸い込むだけでは十分に除去できないという問題があります。

紫外線で殺菌し打撃もあたえながら吸い込んでふとんを殺菌

図5


図11

 この発明の殺菌装置(掃除機)は、底面の空気の通路の吸入口のあたりに少しくぼんだ部分(紫外線照射空間)があります。そして、その部分に布団にあてて、内部から紫外線を照射します。

 また、その空間に向けて布団などに打撃をあたえる突起(打撃部)があります。この打撃部は、掃除機が空気を吸い込んでいるときに出たり入ったりする動きをして、布団をたたきます。

 さらに、吸い込んだ空気をフィルタを通してきれいにして外部に放出します。
 
 このようにして、布団を紫外線で殺菌しながら布団をたたき、細菌や害虫、ほこりを吸い込み、きれいな空気を外に出すことができます。

 特許第4533955号 ブカン セムズ カンパニー リミテッド(大韓民国)
 出願日:2006年5月10日 登録日:2010年6月18日

【課題】
布団又はベッドシート、カーペットなどの接触面の変形がひどくて纎維汚染物が多い対象物での吸入力発生の際、纎維部材がくっついても真空が発生しなく、掃除対象物上での移動が容易である寝具用殺菌装置を提供する。
【請求項1】
 底面に凹状に形成された紫外線照射空間と、前記底面に形成された吸入口と、側面に形成された排出口と、前記吸入口と排出口を連結する空気通路と、殺菌しようとする対象物が底面に吸着されることを防止するために、前記底面内に凹状に形成されるとともに、前記吸入口に接続され、側面に延長された吸着防止通路とを含むハウジングと;
 前記ハウジングの紫外線照射空間に紫外線を発光するために、ハウジングの内部に設置された第1紫外線発光手段と;
 吸入口側の空気を排出口側に排出するために、前記空気通路に設置されたファンと;
 前記ファンを駆動するためのモーターと;
 空気中の異物を浄化するために、前記吸入口と前記モーター間の空気通路上に設置された第1フィルター部と;
 前記モーターと第1紫外線発光手段を制御するための命令信号を出力するための操作部と;
 前記操作部の命令信号を受け、前記モーターと第1紫外線発光手段を制御するための制御部と;
 前記ハウジングの内部から底面側に突設され、殺菌対象物を打つための打撃部と;を含み、
 前記吸着防止通路には、ハウジングの内部側から外部側に垂直方向に突出した複数のラウンド型突起を含み、前記複数の突起は、ハウジングの底面よりも内部側において一定間隔離隔して配置され、
 前記打撃部は、寝具の前記吸着防止通路の下方の部分であって、前記モーターの動作時に前記吸着防止通路内に入り込もうとする部分を打つように構成されていることを特徴とする、寝具用殺菌装置。

今日のみどころ

 ふとんを殺菌しながら掃除できるレイコップの掃除機の特許発明です。ふとんをたたく打撃部を備えている点が特許のポイントになっているようです。

 特許図面をみると掃除機の内部構造がけっこう正確に書いてあるので楽しいです。こういうふうになっているんですね。

 でもこういう特許図面を作るときには、特許のポイントの部分以外の情報をなるべく出さないようにする戦略もあります。図面を作るときには情報を外部に出していいかちょっと気を付けましょう。