【本】一般の英語とは少し違う技術英語を使う人におすすめの本

 日本人が間違えやすい技術英語について、直感的にわかりやすい絵を交えて解説している書籍「マスターしておきたい技術英語の基本-決定版-」のご紹介です。

 翻訳や通訳などのように技術英語を直接使う人、翻訳や通訳の人と協力して仕事をする人などにおすすめの一冊です。


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一般用語と異なる技術用語

 技術文書では、一般の用語と異なる用語が使われることも多いです。また、一般用語と同じ用語でも実は技術的な意味が定まっているものもあります。また、技術文書での論理展開や言い回しなどは、小説や新聞記事などの一般の文書と違うことも多いです。

 この事情は英語でも同じです。

 それでも一般用語であれば、正しい使い方が広まっていきますが、技術英語はなかなか広まらないのが現状です。技術英語を使う人があまり多くないことも理由の1つかもしれません。

特許明細書でも重要な技術英語

 特許の明細書などでは、難解な技術用語が多く登場することもあります。外国へ出願のために翻訳が必要になります。このような英語の技術文書で用いられる用語や文章表現を、日本語と英語の両方を知っている著者がうまく説明しています。

 翻訳者にとっては、実際に日英の翻訳をする際に役立つ内容が詰まっているのでおすすめの一冊です。このような本で技術英語の基本を押さえておきましょう。また、すぐ手に取れるところにおいておけば安心です。

 また、翻訳者と協力して仕事をする人、例えば翻訳者に翻訳の仕事を依頼する特許技術者や、企業の知財担当者にもおすすめです。翻訳者の英語表現が適切かどうかチェックするときに役に立つ内容です。翻訳者だけでなく通訳者も同様です。

日本語の単語と英語の単語の比較、英語の単語同士の比較でわかりやすく

 「マスターしておきたい技術英語の基本-決定版-」では、間違えやすい英訳を、日本語の単語と英語の単語の比較、英語の単語同士の比較をしながらわかりやすく説明しています。

 例えば、日本語の技術文書でよく使われる単語「実現する」と、その英訳として使われがちな英単語「realize」との意味の違いを対比してわかりやすく説明しています。また、「実現する」の英訳として使われ得る英単語の解説もされています。

 そして、このような対比が80以上も解説されています。とても勉強になる一冊です。

メッセージいただきました!

 このサイトでこの本を知った方からご報告のメッセージをいただきました。ありがとうございます。

おすすめされていた「マスターしておきたい技術英語の基本-決定版-」購入しました。技術翻訳をはじめて5年になりますが、まだまだ経験と知識が乏しい私にとって、わかりやすくまとめられていてとても参考になります!特許翻訳への道はまだ遠いのですが、少しずつ勉強していくつもりです。良い本をご紹介いただきありがとうございます。

今日のみどころ

 英訳がうまくできないと、アメリカ、ヨーロッパその他の国々での特許の取得に大きく不利になります。このような本を常備して参考にしたいものです。会社に一冊、事務所に一冊置いて、複数人で共有する使い方もおすすめです。

 あと、フィードバックをいただけると私もうれしいです。みなさまもぜひ、内容をご確認ください。