特許・通信などの本

私が参考にしている特許・通信その他の本を紹介します。おすすめです。

通信技術関連

改訂三版 802.11 高速無線LAN教科書

 IEEE802.11シリーズの無線LANに関する技術について系統立てて網羅的にまとめられた本です。
 IEEE802.11シリーズの無線LANではたくさんの要素技術が連携しています。概念的なことや、有名な機能についての詳しい説明は、ネット上に良い情報がたくさんあります。しかし、技術開発などのときに少し詳しい内容を知りたくなるとなかなか適当なものがないという状況になります。また、特許の明細書を書くときに正しい用語を知りたいことがあります。こんなとき、結局、英文のIEEEの規格文書や、RFCを読まないといけなくなることがありますが時間もないし困ります。
 この本には、技術者の疑問をある程度解決できる詳しさで、たくさんの技術が解説されています。また、正しい用語を知るのにも適切です。辞書的に使える一冊です。

マスタリングTCP/IP 入門編 第5版

 インターネットやEメールのしくみを支えている通信プロトコルTCP/IPについて系統立ててまとめられた本です。通信プロトコル間の関係を全体的に把握したり、各プロトコルの内容を整理するのにとても役立ちます。
 この本も、高速無線LAN教科書と同様、技術者の疑問をある程度解決できる詳しさで、たくさんの技術が解説されています。また、正しい用語を知るのにも適切です。辞書的に使える一冊です。

IPv6教科書

 IPプロトコルの次世代バージョンIPv6は、一般の人の目に触れる部分にはあまり見られませんが、技術的にはいろいろと工夫が重ねられ続けています。一部のインターネットプロバイダやPCなどではIPv6を使うことができるようになってきています。
 IPv6について、技術者の疑問をある程度解決できる詳しさで、たくさんの技術が解説されています。また、正しい用語を知るのにも適切です。辞書的に使える一冊です。

特許関連

新・拒絶理由通知との対話 第2版

 特許出願の審査段階で通知される拒絶理由に対する対応についてまとめられた書籍です。拒絶理由通知への対応は、特許が登録されるか否かの重要なポイントになります。審査官をされていた著者の経験を踏まえた、知財の実務に役立つ一冊です。技術的な知識と、特許の登録要件についての簡単な知識があれば内容を理解することができると思います。

特許技術用語集 類語索引・使用例付

 特許請求の範囲、明細書など特許出願の書類に使う独特の言葉(いわゆる特許用語)についてまとめられた書籍です。特に特許請求の範囲(請求項)の言葉を検討するときに便利です。

改訂2版 米国特許明細書の作成と審査対応実務

 米国の特許制度についてわかりやすく解説されています。日本人が米国の代理人を通じて米国特許庁(USPTO)に手続きをするに必要そうな知識がまとめられています。

英語関連

マスターしておきたい技術英語の基本-決定版-

 英訳の時に日本人が間違えやすいポイントについて、直感的にわかりやすい絵を交えて解説している書籍です。特許の明細書などでよく用いられる言葉は、辞書にある言葉のニュアンスと異なることも多いです。そのあたりのニュアンスを、日本語及び英語の両方を知っている著者がうまく説明しています。

その他

博士の愛した数式

 オイラーの公式(等式)を知らなくても感動に値すると思いますが、オイラーの公式を知っているとさらに深い感動を得られると思います。私はオイラーの公式で表現される”動き”がわかる気がするのですが、それと物語の内容が絶妙にマッチして、すばらしい描写になっていると思います。

怒りのブレイクスルー ―常識に背を向けたとき「青い光」が見えてきた

 青色LEDの研究開発が行われた状況がよくわかります。研究に向かう熱意というか執念がすばらしいと思います。青色LEDや白色LEDが急速に広まった裏にこのような研究があったことを知っておくのは良いと思います。また、日亜科学との訴訟は、職務発明の観点でも注目に値します。

【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫)

 日本語ネイティブだとあまり意識しないで日本語を使ってしまいますが、書面にすると結構メタメタだったりします。意識的にちゃんとした日本語を書けるようになりたいものです。

象は鼻が長い―日本文法入門

 多くの日本人は「は」と「が」の使い分けをうまくすることができ、適切でないほうを使うと違和感を感じることができます。しかし、どんな場合に「は」を使い、どんな場合に「が」を使うのか明文化されていないのが現状だと思います。その問いに対する答えの1つになるものと思います。不特定多数が読む文章の書き手が知っておくべき内容があります。

上司は思いつきでものを言う

 「思いつきでものを言う上司」の気持ちがわかると、少しうまくいくかもしれません。

いちばん大事なこと

 環境問題の解決のための筆者の提案の1つが「参勤交代」と示されています。これにより環境問題が解決できる根拠は詳しく示されておらず「一人前」である読者に任されています。私は、筆者の考えに間違いはないと思いますが、実現は難しいだろうという考えを持っています。この本の文章は、短文がうまく組み合わされて、読みやすくしあがっていると思います。文章の書き方としても参考になります。

バカの壁

 自分でなんとなく思っていたことが適格に表現されていました。それプラス、脳の研究者らしい視点での考えが興味深いです。

出稼げば大富豪

 兄貴の法則ひとつひとつが豪快でおもしろく、また、真理をついていると感じます。

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